特集!
釧路リベラルティU-15
JFA U-15女子サッカーリーグ
1部残留決定!
1部リーグぶっちぎりの最下位チームと2部リーグぶっちぎり優勝チームの対戦。リーグ創設時の協議にJFAコーチからあった、リーグ参加とチーム強化の関係についての話を思い出しました。「リーグに参加するチームとしないチームがあるのは当然。ただ、それらが交わるトーナメント戦等の結果からリーグ参加がチームの強化につながっていることが分かるようになった時、リーグの価値が再認識されるのではないか。」という内容だったと記憶しています。リベラルティの入替戦の戦いは、決して良い内容ではありませんでした。最終節に見せた連動したハイプレスを継続することができず、また近くに味方がいないためポゼッションできず、焦って蹴ってボールを失うことが多くありました。ポゼッション率は、相手の方が高かったと思います。追加点のチャンスもありましたが、絶体絶命のピンチもありました。そんな中でも勝てたのは、シーズンを通して苦しい戦いを経験し、真摯に課題と向き合い、積み上げてきたからではないかと感じています。そして、シーズン後半からは入替戦を見据え、敗戦からでも何かを掴もうともがいてきたからだとも思います。劣勢になりながらも、プライドをかけ、声を掛け合い、最後まで必死に奮闘する選手達の姿がピッチにありました。信じて努力を継続した選手達を誇りに思います。
この勝利を信じ、最後まで温かく応援してくださった保護者の皆さんにも、心から感謝いています。4分のアディッショナルタイムはとても長く感じましたが、終了のホイッスルは全てが報われた瞬間でした。リーグの価値はそれぞれが感じたり考えたりするものですが、リベラルティにとってはOn the pitch・Off the pitch両面において大きな意味がありました。3年生が中心になって死守したリーグ1部。2年生、1年生に引き継いだ後も、「0」スタートにならぬよう、多くを考えながら冬季のトレーニングを構築し、しっかりと積み上げていきたいと思います。運営の皆さん、審判団の皆さん、応援してくださった多くの皆さん、本当に、本当にありがとうございました。